今年のせんくら2007年04月08日 07時02分09秒

で、今年のせんくらですが、昨年の基本線は引き継ぎつつ、新鮮味もどう加えるかということになります。1コマが45分で前売り1000円とか、親しみやすい小品が中心とかは、「せんくらの骨格」みたいなものですから、明確にご来場者数が減るとか、大きな変化が起きるまでは維持したいと思っています。

3日間で総数101コマとか10月の体育の日を含む3連休(今年は10月6-8日)とかも当然様々なご意見はおありと思いますが、とりあえず「せんくら2007」ではこのままです。

なるべくお子様や家族連れの方にもいらっしゃりやすいように、という方向も変わりません。「夜の一部の公演は大人向けに」とかのご意見も当然一理ありますが、「なるべくシンプルにするという原則」は守ったほうがよいと思うので、今年も全公演3歳以上ならお子様でも入場可能です。

その上で、どうしたら新鮮味を出せるかということも考えていかなくてはいけません。すごく大雑把な言い方をお許しいただくと、ざっと半分のことが昨年と変わる、といったことをイメージしています。

ざっと半分といいますと、こちらとしては大分変えたつもりですが、見方によっては「大して変わらない」ということになるかもしれません。いずれにしても「聴衆の本音に沿って歩むせんくら」としてはお客様の総意がどういう形ででてくるかが答え、と考えています。「またか」とおっしゃられる内容でも聴衆のご支持があれば続ける、ということです。

お客様の総意というのは、もちろん入場者数やチケットの売り上げ数だけではなく、売れ方の勢いから、これらのブログなどへの書き込み、口コミの様子、マスコミの取り上げられ方など、様々な形で示されますから、それらは注意深く拝見するつもりです。

次回からは具体的にどういうところが昨年と変わるか、などを書かせていただきます。

平井洋  せんくらプロデューサー