シエナ(2)【シエナ・クラリネット・カルテット】2007年05月21日 09時03分01秒

今年の<せんくら>には、シエナのクラリネットカルテットも出演します!

<せんくら>は三歳以上の方ならどなたでも入場できるだなんて、素敵ですね~。

幅広い年代の皆様にお楽しみいただけるように、バラエティーにとんだ曲をお届けいたします。

小さいお子様や、お子様がいてなかなかコンサートに行けないママさんたちには、ディズニー・オン・パレード。

昔はジャズ喫茶によく行ったものだ、との渋い方には、ベニーグッドマン・メドレー。

せっかくのコンサート、聞くだけでなく歌でも口ずさみながら楽しみたいという方には、日本の歌~浜辺の歌~見上げてごらん夜の星を。

あまりクラシックは聞き慣れないわぁなんて方にも、ご存知のメロディが変わっていくのをお楽しみいただける、キラキラ星変奏曲「クラリネットカルテットヴァージョン」。

私たちも今からワクワクしています。

演奏はパリっと、演奏する姿はキリっとしたステージにしたいと思います。そして皆様が、[せんくら]の[しえくら]ステージに[くらくらっ]となっていただけたら幸せです!

執筆:クラリネット 近藤薫

和谷泰扶(2)2007年05月21日 09時04分00秒

2日目。昨日はゆっくりおやすみになりましたか?
今日は昨日の続きでドイツ留学からです。

私の住んでいた街トロッシンゲンは南西ドイツの『黒い森』の東の外れに位置し、人口は約15,000人ほどのかわいい街でしたが、国立音楽セミナーハウス、州立音楽大学、市立音楽学院、ジュニア音楽学校があり『音楽の町』と呼ばれていました。

市立音楽学院には80名ほどの学生がおりアコーディオンが中心ですが、ハーモニカを授業に取り入れた学校で私は招待留学生としてスタートしました。

ドイツでの日常生活ですが、自分で比較のしようもなく、これがドイツの文化と思えばそれはそれで納得したものです。その代表的なのが下宿部屋に風呂どころかシャワーすらなかった。ドイツの本を読むと「体に石鹸を塗り、濡れたタオルで3~4回こすればきれいになる」と書いてあったので当初はそのようにしていたのですが、今から考えれば変ですよね!

そのうちプールのシャワーでシャンプーを使えることを知り、よく通ったものです。風呂付の部屋に住むのが夢でした。私の訪れた年は大変寒く、マイナス30度まで下がりました。当時ドイツ語がほとんどわからず、ヘルムート・ヘロルド先生や学校の皆さん、街の皆さんには感謝です。

明日は『ハーモニカ発祥地・トロッシンゲン』についてお話しましょう。