シエナ(4)【シエナ・サクソフォン・カルテット】2007年05月23日 09時15分10秒

前回大好評だったサクソフォン・カルテット。今年は「情熱と疾風のサクソフォン」と題しまして去年よりさらにパワーアップして皆様にお届けいたします。

「バーレスク」の軽快なリズムに乗り、また「ロンドンデリー」や「日本の歌」ではしっとりとまた情感たっぷりに歌い上げ、「マリア」では愛する人への想いを。「アディオス・ノニーノ」では悲しみと切なさと希望を、そして「彗星」ではこれでもかといわんばかりのめまぐるしい展開とスピードを楽しんで頂けると思います。

これだけの時間の中にこんなに内容盛り沢山のシエナ・サクソフォン・カルテット。これは聴きに来ないと勿体ない!

是非皆様お誘い合わせの上ご来場下さい、スリリングな展開をどうぞお楽しみ下さい。

執筆:サックス 栄村正吾

和谷泰扶(4)2007年05月23日 09時15分20秒

4日目 食事はもうお済ですか? 

以前8月の終わりに仙台を訪れたときのこと、さんまのお刺身をいただき、あまりの美味しさに感激したものです。仙台の方にとっては普通のことだそうですが・・・。
 
ドイツ時代『お刺身』は夢の食べ物でした。
北は北海に面しており海の幸も豊富ですが、南となれば近い海は地中海です。内陸部ですから海水魚を生で食べる習慣が無く、ほとんど手に入りませんでした。たま~にマグロをお店で見るのですが、既に変色していて生で食べる気にはなりませんでした。ですから一時帰国をしたときは『お寿司』が定番でした。

10月の仙台は海の幸も豊富なのでしょうか? 楽しみです。

さて、今日は私が使用していますハーモニカについて説明しましょう。

ドイツ・ホーナー社製 スライド式クロマティック・ハーモニカ"シルバー・コンチェルト"とよばれ、本体・カバー・スライドボタンが純銀で出来ています。

マウスピースは真鍮に銀メッキがかけられています。音域はフルートとほぼ同じで、3オクターブ(c'~c'''')+2音(c#''''・d'''')出すことができ、横の長さは141ミリで約500グラムの重さです。12の穴があり吹音・吸音がそれぞれに配列され、本体の横にあるスライドボタンを操作することで半音が上がる仕組みで、1つの穴で4つの音(例:C,C#,D,D#)が出せます。

つまり48の音が出せるわけです。(音は出せますが、同じ音だったり、異名同音だったりします。) 

呼吸で発音するリードは真鍮を中心にした合金で、長さは音程に比例して低音が長く、19ミリから7ミリの長さしかありません。 調律はやすりで削ります。
 
2センチ足らずのリードからどのような音が醸し出るのか楽しみにしていてくださいね。