荒川洋(4)〜マーティン・フォーゲル君と〜2007年06月13日 12時49分21秒


こんにちは!!!!!荒川洋デス。第4回目。今回は、実はギターを愛してやまない!という話。

僕は、興味があってハマるとそのすべてに没頭する癖があり、小さい頃、サッカーでもプラモデルでもなんでもやり出すと止まらなくなり、何時間もたってしまった、ということがよくありました。音楽も例に漏れず、ヨハン・シュトラウスのワルツを聴いて、やっぱりワルツでしょーって言っていた、と思ったら、寺尾聡の「ルビーの指輪」を熱唱。家にあったポーラ・ロビソンのフルートのレコードを聴いてヴィヴラートの研究をしてみた、と思ったら、ハービーマンのレコードずっと聴いていたり、いいものに関しては割とジャンル隔てなく好きになっていました。

中学では、まじめにタファネル・ゴーベールの日課練習とエチュードをやる傍ら、ザ・フーやT-REX、ヴァン・ヘイレンほか多数の音源の洗礼を受けるようになり、ある日、家にあったクラシックギターの弦を無理やりエレキギターの弦に替え(ゴメンナサイ!)、コンボのインラインに繋いでレベルオーバーにさせたマイクをマホガニーの箱の中にセットし、「ジェッ、ジェッ、ジェッー」とお決まりのスモーク・オン・ザ・ウォーター(笑)と音を奏でることに成功!あの、手作りの手応えの感動は今でも忘れられません。親父に「フルートと勉強をまじめにやるから、エレキギター買ってくれ!!」ってまったく意味の分からないお願いをしたら、「高校に進学したらギター買ってやる」との条件を出され、見事県立高校に入学、念願のヤマハのエレキギターを手に入れました。あの頃はフルートももちろん練習していたけれど、モイーズの分散和音の練習と同じくらいエレキギターでペンタトニック・スケールを練習していました。今でもきっと、なんらかの形でフルートに生かされてるんでしょうね(笑)でも結局スティーブ・ヴァイやヴァン・ヘイレンの超絶技巧は弾けなかったなあ。。

そんな体験から、大変ギターには縁があり、今でも鈴木大介さんをはじめ、様々な素敵なギタリストと共演する機会に恵まれています。人の属性ってあるものなんだろうなあ、と、つくづく実感します。

写真はここ2年くらい、大介さんとの傍らでお願いしているスウェーデンのギタリスト、マーティン・フォーゲル(Martin Fogel)。僕の親友の一人で、彼にもいくつかの曲を作り、一緒に弾いてもらっています。


荒川HP:http://hiroshiarakawa.com