波多野睦美(4)「雨の日はポンポーサ」2007年06月20日 09時20分02秒

ある時リハーサルで顔を合わせたテナーの男の子が、同僚のソプラノの子に「今日のあんたの服、いけてなーい」と駄目だしされてました。

「だって、今日雨だから。きめる気がしない」
と彼。普段からとてもおしゃれな人です。

その会話を横で聞いて「人それぞれだなあ」と思いました。
私は雨の日は絶対にきれいな色を着るようにしてます。
晴天の国「九州」で育ったもので
“しとしと” “どんより” というのには本当に弱く、身も心もやられてしまいます。

だから、暗い日には明るい色。
傘やTシャツ、スカーフをヴィヴィッドな色にすれば、雨の日もまた楽し!

その昔、私が小学校の頃に「雨」という歌謡曲が流行りました。

 雨に濡れながら たたずむ人がいる
 傘の花が咲く 土曜の昼下がり

この「傘の花が咲く」という詩、好きだったなあ。
歌手のこぶしが独特で、最初の「あめ」が「あんめー」になっていたのが
思い出されます。

そうそう、「ポンポーサ」はスペイン語で「華やかな」「派手な」という意味。
楽しくなる語感ですね。
太陽のない日はポンポーサでいきましょ!

米良美一(4)2007年06月20日 09時24分52秒


明日「目白バ・ロック音楽祭」の中でリサイタルを開く。

“フランスとジャポンのうた”と題し、近代フランス歌曲と日本歌曲(それもフランスを意識したものを中心に)のコンサートである。

目白には学習院があり、その仏文科は歴史ある優秀なところで、日本とフランスの友好にも非常に大きく貢献してきたと思う。

そんな目白でどんなコンサートになるやら…!?

今日は家でダラダラとオフを楽しみ、明日へ備えることにしよう。