村上満志(1)恥ずかしながらの「昔話1」2007年07月08日 10時26分46秒

今年4月から小田急線「新百合ヶ丘」駅、徒歩4分の場所に大学まるごと引越した「昭和音楽大学」で講師をしている。

恥ずかしながら、そろそろ暦が還える年近くまで生きてきて、自分の生活の一部とはいえ、このような新居での生活に遭遇出来るとは思いもよらなかった。

人生の成行きで大学を2つ卒業してしまった。1つ目の大学は山陰の古都、松江にある島根大学。この大学を卒業した年、私の卒業を見計らったかのように(まさか!!)この世のものとも思えぬ景観を呈していた学生寮が取り壊され、立て直された。

それから4年後、2つ目の大学、東京芸術大学においても、もと「陸軍練兵場の宿舎」だった、殆ど臭うような香り高き学生寮が、またしても私の卒業と同時に立て直された。

時を経て、自分の住居を購入した時も、恥しながら中古住宅。事程左様に新築の建物に縁のなかった私が、新築なった校舎で学生達と一緒に勉強出来る喜びを満喫している。

大学も学生もそして自分も、何かを変えられるかな?!

コメント

_ 花梨 ― 2007年07月08日 18時40分36秒

新しい建物より、古くて手入れの行き届いている建物の方が好きです。昔ながらの日本家屋も、場所がいいと皆ビルになってしまう今日この頃。
維持費はかかっても、風流な建物は残して欲しいなあ。新しい建物って似たり寄ったりでつまらないです。

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