グリーン・ウッド・ハーモニー(6)2007年08月03日 09時30分50秒

「指揮者と団員の幸せな?関係」 ソプラノパートリーダー 多賀真理

昨年のせんくらはプログラムを手に地下鉄を駆使して楽しませていただきました。そんなせんくらファンのひとりが、今年はステージで歌わせていただくことができるなんて…!わくわくです。
 
さて今回は、私たち団員と今井先生の日常に焦点を当ててみようと思います。

私たちは「ごく普通の街の老若男女」。生活や仕事をそれぞれにやりくりして歌いに来ています。15歳から70歳代半ばまでという年齢の幅はちょっとした自慢。団の中では地位や肩書きを取り去った、みんなただの「ひとりのひと」として存在しています。ある若い団員がベテラン団員の職場を訪ねたところ、絨毯敷きの重役室に通されてびっくりした!なんていう話もあるほどです。ひとりひとりを大切にし、受け入れてくれる懐の深さがあり、20年、30年と長く在団しているメンバーも多くいます。最近は、仕事や家庭の都合で仙台を離れても退団せずに「遠隔地団員」として活動を続ける団員も増えてきて、“関東支部”と称し定期的に自主練習までしています。その後の飲み会が楽しみという声も…。

今井先生は、ほぼ毎回の練習に来てくださいますが、なにぶん“フツーの老若男女”は楽譜にかじりついていることも多く、「ちょっとでいいから指揮見て」と先生がお願いすることも度々。さらには「その指揮じゃわかんなーい」となどとツッコミを入れられたりして、割に合わないね、先生。練習後に食事に行けば行ったで「学生の分はボクが…」と言いつつ、割り勘の計算などしてくださって…。ごめんなさい。でも私たち、先生のこと心底尊敬していますよ。

合唱をするというただひとつの共通の目的で集まっている私たちですが、集まってやっているのは合唱ばかりでもありません。有志を募っては「尾瀬を歩く会」「乗鞍登山」「バラを観る会」等お楽しみが色々です。「ソプラノコンパ」も外せません。そんな中でも伝統のあるのがスキー部です。団員の家族や友人も交えた「田沢湖年越しスキーツアー」はかれこれ20年以上も続いていて、ツアーがきっかけで誕生したカップルもあります。ちなみに私の弟(団員ではナイ)も、これでお嫁さん(団員)をゲットしました。

団員の披露宴には、みんなで出かけて行き、歌でお祝いをします。スペシャルなのは、今井先生がそのために曲を作ってくださること。もう30曲近くにもなります。団員の顔を思い浮かべながら生まれた作品は、先生がその時々に選んだ歌詞と共に味わい深いものです。いつかまとめて「祝婚歌」として出版されないかな。
 
アマチュアにも関わらずなかなかに多い活動と、アマチュアならではの練習量の多さに伴い、私たちが共に過ごす時間は計り知れません。初々しい若い団員が成長し、やがて立派な社会人や親になったり、お孫さんができたり…そんな人生の大事なひと時を、合唱を通じて一緒に進んでいく、ちょっと大袈裟ですが人生を共有しているとも言えるかもしれません。不器用な私たちですが、日常の中に、仲間と共にじっくりと音楽に取り組む場があるということは、ほんとうに幸せな、ありがたいことだと思います。

・・・GHWのステージまであと65日

谷川賢作の股旅日記(6)2007年08月03日 09時31分30秒


7月30日(月)大雨の関越道を一路軽井沢へ。そう、私の父は自他ともに認める、筋金入りの「雨男」なのです。今日も見事にやってくれました。あまりの豪雨で前を行くトラックがまるで散水車のように見える。なんとか予定時刻に、軽井沢大賀ホール到着。父、俊太郎の朗読と私のピアノ、ゲストにチェロの溝口肇さんをお迎えして、詩と音楽の間に「朝のリレー」コンサート。

軽井沢から車で約40分位北にある、北軽井沢「大学村」は谷川家の第二の故郷。こどもの頃は必ず8月の丸一ヶ月を家族全員ここですごしていた。やはり御代田に別荘をお持ちだった、武満徹さん家族とは、お互いに遊びにいったりきたり。武満さん(大の虎キチ)とキャッチボールしたピアニストなんて、世の中広しといえどもオレだけだ(大自慢!)

「朝のリレー」の朗読で幕開けしたコンサートは、まずは朗読をソロでたっぷりときかせたのちに、トークコーナーへ。改まってステージ上で自分の父親とまじめに話すのも変な感じであるが、途中から溝口さんも交えて、夏休みの過ごし方の話しなどをする。そして俊太郎からのリクエストのあった「からたちの花」と「埴生の宿」を溝口さんとデュオで。休憩をはさんで二部はまずは私のソロ。「Blackbird」「Ticket to ride」等ビートルズナンバー。再び溝口さんにご登場頂いて「We're all alone」「She」そして名曲「世界の車窓から」なんと7000回をこえるオンエアだそうで、誰しもこの曲は一度ならずとも耳にしているはず。

そして最後に「旅」の連作詩で親子セッションをして、この日のコンサートは無事終了。大雨にもかかわらず東京から、中には四日市!からいらしてくださった方も。本当に皆様ご来場ありがとうございました。サイン会にも大勢の方が列を作ってくださって感激でした。

さて、このあと故郷軽井沢で私はうかれて飲み過ぎてしまうのであった、、、詳細は、ほぼ日の日記に掲載されています。http://www.1101.com/cgi-bin/photolive.cgi?p=070731karuizawa&s=62&ob