あんさんぶる であるとあるで(1)「であるとあるでってなんだ?」 ― 2007年08月19日 09時28分50秒
こんにちは! 今日からブログを担当するクラリネット奏者の草刈麻紀です。
「であるとあるで」という、何だかわけのわからない名前のアンサンブルで、6日と7日の2日間みなさまにお目にかかります。ここでは主に谷川俊太郎チームを代表して、俊太郎氏、賢作氏にまつわるエピソードなどもご紹介していきたいと思います。
「であるとあるで」はもともと谷川俊太郎さんとのユニットのために組まれた木管四重奏団で、最初は名無しのごんべえだったのですが、グループ名をつけようという時に、ありがたくも谷川俊太郎さんの詩の題名を頂戴しました。日本語のようでドイツ語のようでもあり、語呂が良く、俊太郎氏曰く、「ART」ということばが隠れているあたり、ただものではない感じがするではありませんか?
簡単にメンバー紹介をさせていただきます。
*吉岡アカリ(フルート)
東京フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。どんな美人かと思いきや、残念ながらこの人は男性です。趣味は成功率の低いダイエットとか。
*庄司知史(オーボエ)
フリー奏者。長年のオーケストラプレーヤーを経て今やスタジオ界の顔。高視聴率のあのドラマ、このドラマ、映画、CM等、彼のオーボエを聴かない日はないでしょう。今回のワークショップの構想は彼によるもの。
*草刈麻紀(クラリネット)
フリー奏者。雑用係。であるとあるで以外にも様々なアンサンブルのプロデュース=雑用をしている。(ヒマだって事だな)
*大澤昌生(ファゴット)
東京フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。音楽家にあるまじき健康的な生活を送っているサッカーオタク。夜10時には眠くなってしまう。
さて、明日は俊太郎さんとの出会いやご一緒するまでのいきさつなどを書き連ねようと思います。俊太郎氏への質問コーナーも準備中です。
どうぞ最後までおつきあいくださいませ。
[今日の写真]リハーサル風景。なぜか指揮者・井上道義氏のアタマが・・・
-- 草刈麻紀
「であるとあるで」という、何だかわけのわからない名前のアンサンブルで、6日と7日の2日間みなさまにお目にかかります。ここでは主に谷川俊太郎チームを代表して、俊太郎氏、賢作氏にまつわるエピソードなどもご紹介していきたいと思います。
「であるとあるで」はもともと谷川俊太郎さんとのユニットのために組まれた木管四重奏団で、最初は名無しのごんべえだったのですが、グループ名をつけようという時に、ありがたくも谷川俊太郎さんの詩の題名を頂戴しました。日本語のようでドイツ語のようでもあり、語呂が良く、俊太郎氏曰く、「ART」ということばが隠れているあたり、ただものではない感じがするではありませんか?
簡単にメンバー紹介をさせていただきます。
*吉岡アカリ(フルート)
東京フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。どんな美人かと思いきや、残念ながらこの人は男性です。趣味は成功率の低いダイエットとか。
*庄司知史(オーボエ)
フリー奏者。長年のオーケストラプレーヤーを経て今やスタジオ界の顔。高視聴率のあのドラマ、このドラマ、映画、CM等、彼のオーボエを聴かない日はないでしょう。今回のワークショップの構想は彼によるもの。
*草刈麻紀(クラリネット)
フリー奏者。雑用係。であるとあるで以外にも様々なアンサンブルのプロデュース=雑用をしている。(ヒマだって事だな)
*大澤昌生(ファゴット)
東京フィルハーモニー管弦楽団首席奏者。音楽家にあるまじき健康的な生活を送っているサッカーオタク。夜10時には眠くなってしまう。
さて、明日は俊太郎さんとの出会いやご一緒するまでのいきさつなどを書き連ねようと思います。俊太郎氏への質問コーナーも準備中です。
どうぞ最後までおつきあいくださいませ。
[今日の写真]リハーサル風景。なぜか指揮者・井上道義氏のアタマが・・・
-- 草刈麻紀
前橋汀子(1) ― 2007年08月19日 09時33分29秒
(C)細谷秀樹
みなさん、こんにちは。前橋汀子です。
今日より1週間、私が「せんくら2007」で演奏するプログラムについて、簡単な解説とちょっとしたエピソードを交えてお送りします。
まずは、エルガーの「愛のあいさつ」について。イギリスの作曲家、エルガーといえば、みなさん一度は耳にしたことがある行進曲「威風堂々」が有名ですが、それと同じようにこの「愛のあいさつ」はご存知だと思います。ヴァイオリンとピアノという編成だけではなく、チェロやフルートなどでも演奏される短い小品です。もともとピアノだけのために書かれた曲ということは広く知られています。題名の通り、愛に満ちたきれいなメロディーは、今なお世界中で愛される名曲です。
次に、ブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調op.108」は、ブラームスが夏の休暇を過ごしたスイスのトゥーン湖畔で作曲されました。数年前、私はこの曲が生まれた背景、風景などを自分の目で確かめたく、トゥーン湖を訪れたことを思い出します。このヴァイオリン・ソナタ3番は、ブラームスが作曲した3曲のソナタの中でも最も感傷的でロマンティックな哀愁と情熱に満ちた作品だと思います。この曲は、当時指揮者でピアニストでもあった大音楽家ハンス・フォン・ビューローに献呈されました。
明日は、チャイコフスキーの「メロディ」について、触れたいと思います。
前橋汀子
みなさん、こんにちは。前橋汀子です。
今日より1週間、私が「せんくら2007」で演奏するプログラムについて、簡単な解説とちょっとしたエピソードを交えてお送りします。
まずは、エルガーの「愛のあいさつ」について。イギリスの作曲家、エルガーといえば、みなさん一度は耳にしたことがある行進曲「威風堂々」が有名ですが、それと同じようにこの「愛のあいさつ」はご存知だと思います。ヴァイオリンとピアノという編成だけではなく、チェロやフルートなどでも演奏される短い小品です。もともとピアノだけのために書かれた曲ということは広く知られています。題名の通り、愛に満ちたきれいなメロディーは、今なお世界中で愛される名曲です。
次に、ブラームスの「ヴァイオリン・ソナタ第3番 ニ短調op.108」は、ブラームスが夏の休暇を過ごしたスイスのトゥーン湖畔で作曲されました。数年前、私はこの曲が生まれた背景、風景などを自分の目で確かめたく、トゥーン湖を訪れたことを思い出します。このヴァイオリン・ソナタ3番は、ブラームスが作曲した3曲のソナタの中でも最も感傷的でロマンティックな哀愁と情熱に満ちた作品だと思います。この曲は、当時指揮者でピアニストでもあった大音楽家ハンス・フォン・ビューローに献呈されました。
明日は、チャイコフスキーの「メロディ」について、触れたいと思います。
前橋汀子
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