プロデューサーノート<一流の表現者はネットの使い方も一流(吉松篇)>2007年08月17日 09時37分54秒

今週のせんくらブログ御執筆のお二人は、日本を代表する作曲家、演奏家というだけでなく、ネットを使った表現でも屈指の活動をしておられます。

吉松隆さんは「吉松隆交響曲工房」http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/と名づけられた、極めて充実した個人ホームページをお持ちです。

通常、あるレヴェル以上のホームページは、ご本人はアイディアは出しても、デザインや運営は専門業者に依頼するか、事務所やアシスタントに任されます。ところがどうも、この吉松ホームページはご自身ですべてやっておられるようなのです。

文章やイラストが玄人はだしで、コンピュータやソフト類にも強く、何より編集センスや表現志向を持たなければこれだけのものはできません。

「作曲工房探訪」としてご自身の仕事場環境が写真入りで紹介されていたり、作曲のノウハウまで書かれているのですから、この種のことに好奇心のある方は、一旦入ったらしばらくでてこれないでしょう。

8月17日のせんくらブログにもあるように、ご自身の作曲以外のクラシック音楽の紹介も色々となさっている吉松さんですが、私はシベリウスの後期の交響曲についてはほとんどの知識は吉松さんに教えていただきました。その代表的な論文も、このホームページに入っていますから、皆様も是非ご覧になってみてください。

ちなみに、8月18日(土)5:00~6:00 Date fm(FM仙台)他で吉松さんを特集したラジオ番組も放送されます。詳しくはせんくらオフィシャルサイト出演情報 http://sencla.com/news/syutsuen.htmlをどうぞ。

ちょっと長くなったので、御喜篇は次回に。

平井洋 せんくらプロデューサー

コメント

_ suger ― 2007年08月17日 20時52分59秒

お噂はかねがね伺っておりましたが、このブログでほんとに楽しく勉強させていただきました。こういう方に出会ってしまうとほかの方が物足りなく感じてしまいます。期待値が高いと、こちらもレベルアップしなければと思います。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://sencla-blog.asablo.jp/blog/2007/08/17/1730822/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。