前橋汀子(4)2007年08月22日 12時13分54秒

こんにちは。今日は、ブラームスの「ハンガリー舞曲」とクライスラーの「愛の喜び」「ウィーン奇想曲」について。

ブラームス作曲:ハンガリー舞曲第5番は、ハンガリー・ジプシー舞曲の4分の2拍子のチャルダーシュを取り入れ、素朴で格調高く作り上げられた、もとはピアノ連弾用の作品。全21曲あり、今回「せんくら」で演奏するのはその中でも最も有名な第5番です。情熱的で流麗な旋律、中間部の静と動が激しく交差するリズムが刻まれ、ジプシー音楽の特徴が際立っている作品です。

次に、クライスラーの「愛の喜び」「ウィーン奇想曲」について。クライスラーはウィーン生まれの大ヴァイオリニストであり、ヴァイオリンのためのオリジナル作品を多く作曲しているヴァイオリニストにとっては重要な作曲家の一人です。主に、古いウィーンの民謡を題材にすることが特徴です。特に「ウィーン奇想曲」は、クライスラーが故郷ウィーンに寄せる思いがたっぷりと歌い込まれています。

それでは、また明日。

前橋汀子

コメント

_ 説 ― 2007年08月22日 19時28分38秒

ウィーンはお料理もおいしいですよね。

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