山形交響楽団(4)『山形で聴こう、アマデウス・モーツァルト!』 ― 2007年08月29日 09時40分40秒

いよいよ8年におよぶ壮大なプロジェクトが始まりました。モーツァルトシンフォニーサイクル「アマデウスへの旅」第一年(モーツァルト交響曲全曲演奏定期演奏会)・・・35年と言う短い生涯で600曲以上の作品を残したアマデウス・・・偉業は父であるレオポルドと共に馬車で旅を通して生まれたと言っても過言ではありません。ただ当時の街中は石畳、また街と街を結ぶ道路は劣悪。そんな環境でどうやって作曲をしていたのか・・・作曲への執念そして集中力は想像を遥かに超えています。
曲のイメージやアイデアはきっと豊富だったに違いありません。それにしても600曲約20000ページ近くにも及ぶ楽譜をどうやって書き続けたのでしょうか・・・
例えばスコアを1ページ書くにはいくら筆の早い人でも数時間はかかります。現在手に入る50曲ほどの交響曲のスコアのページ総数は、1500ページ弱。それは1ページを1時間でただ単純に書き写したとしても、寝ないで2ヶ月以上かかる計算になります。
20000ページ・・・計算してみて下さい!人は食べて寝ないといけませんからね・・・(笑)
(音楽監督:飯森範親)
コメント
_ せんくら初心者 ― 2007年08月29日 10時42分15秒
_ 高橋泰祐(せんくら事務局) ― 2007年08月29日 12時27分55秒
せんくらでも、飯森さんのトークがあるようですよ。どうぞお楽しみに!
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飯森さんのプレトークがクラシック初心者の私にとってもとてもわかりやすく面白くて、コンサートをより楽しむことができました。
せんくらでもプレトーク、あるのでしょうか?