<2007も「せんくら」は言葉によるコミュニケーション重視>2007年05月19日 09時15分40秒

昨年せんくら2006で軽妙なトークと美声で聴衆を魅了した林望さん

明日から、いよいよこのブログも出演者の皆様の週ごとの連載が始まります。更にポッドキャストの準備も進んでいて、これによりiPodかコンピュータでラジオのインタビューを聞く様に、いつでもその出演者のお声をお聞きいただけます。

本番時は、101コマのほとんどは出演者ご自身によるお話付きで会が進められます。

このように、せんくらでは言葉によるコミュニケーションがとても重要視されています。

何やかやといっても、音楽は抽象的なアートです。音楽によるコミュニケーションが苦手な人は苦手でしょう。

言葉だって苦手な人もいるでしょうが、まあ一応毎日使う分、少なくとも慣れてはいるわけです。

ですから、ともかく書き言葉や話し言葉や生のトークなどで、何らかで親しみを持っていただければトータルのコミュニケーションの密度は高くなり、簡単に言えばお楽しみいただけるのではないか、ということです。

本番の演奏でさえそうですが、コミュニケーションは双方向のものであり、一方通行ではありません。演奏者も無言の聴衆から驚くほどの入力を受けています。ましてやコメントを書き込むことが簡単に出来るブログは、書いた本人も多くは気になってチェックしていますし、より直接的な対話が成り立ちます。

どうぞ皆様お気軽に、コメントをお寄せください。それらのやりとりの総体は、例えば病床にあって、せんくらに行きたくても行けない方たちにもお楽しみいただけますしね。

せんくらプロデューサー 平井洋