池上英樹(2)2007年05月28日 09時34分11秒

山梨に移り住んで、今年で3年になります。

海外で買い集めた楽器や、新作をやるごとに増えていった楽器たちが今は家のほとんどを埋め尽くしています。

楽器と共に移住する宿命です、ホントに。

演奏の半数を占めるマリンバもヨーロッパで主流なアダムスというオランダ製の楽器を使用しています。音域が5オクターヴ半という広さを特注で作ったのが7年前で、その当時は世界に1台しかない楽器でした。

まだまだ発展途上中の楽器ですが、世界中それぞれ特徴をもった楽器があります。

打楽器と言うと叩くだけで、音色などそんなに変わらないのでは?と思われるかもしれません。しかし、風鈴一つとっても一音鳴るだけで何かしらの感覚を呼び覚ますものですよね?その同じものが一つとない音を求めて楽器はどんどん増えていきます。ちなみに風鈴だけでも10個以上はあります。。。

人それぞれ違うように、同じ種類のものでも音色が全く違います。

マリンバでは、他の西洋楽器と同じように一つの楽器からいかに様々な音やニュアンスを引き出すか、という楽しみがあり、打楽器もまたそうですが、いろんな楽器を組み合わせて無限の音世界を作れるという、大変ですが挑戦しがいのある分野です。

これから演奏会のために楽器たちを車に積み込んで移動です。
新しい作品はどのように観客に響くのでしょうか。。。

池上英樹
オフィシャルHP http://www.hideki-ikegami.com

仲道祐子(2)「ご当地グルメ」2007年05月28日 09時35分00秒

南山大学管弦楽団第85回定期演奏会のための練習にて
指揮の田久保裕一さんと

日頃、ピアニストをしていますと、大変有難い事に日本全国あちこちに行く事が出来ます。もっとも、駅または空港に到着したらホールに直行。コンサートが終わるまでホールの中に滞在。コンサート後はもう夜なので食事してホテルに帰って寝て、次の朝起きたら駅または飛行場直行、そして帰京・・・というパターンが一番多いので、なかなか観光までは手がまわりません。でも、そんな中でもご当地グルメに巡り合う事が出来た時の喜びは格別です!

今月上旬、南山大学管弦楽団の定期演奏会のため、名古屋に行って参りました。

それにしても、名古屋の食文化は実に奥が深い!!!

今回は手羽先屋さんに出掛け、鳥の手羽先や味噌カツなどなど堪能して来ました。手羽先のお店も2軒有名なお店があるそうで、それぞれに味の赴きが違うのだとか。今回もその味に酔いしれましたが、もう一軒のほうにもいつか行ってみたいものです。ひつまぶしや味噌煮込みうどん(これは残念ながらまだ食した事がございません!!!)天むす、名古屋コーチンなどなど、ご当地グルメ堪能すべきものが一杯です。

そんな中で、今回また新たな美味!!!と出会ってしまいました。コンサート前に学生さん達が楽屋に差し入れして下さった「鬼まんじゅう」です。とてもいかめしい命名なので実物とは遠くかけ離れたイメージの名前ですが、鬼作堂というお店の商品でしたのでそちらからの命名と思われます。ベースはサツマイモ。大きなサツマイモの塊が入った生地がまるでワッフルのような形に整えてあるもので、普通バージョンと、黒砂糖入りバージョンと二つが入っておりました。見るからに「これはおいしい筈だ!!!」と確信を持てる物で、喜びのあまり写真を撮ろうという意識など宇宙の彼方、すぐ手をつけてしまったので写真は存在いたしません。それにしても「~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」なお味でした。世の中にはまだまだ感動的な美味との出会いが存在するものですね。

さて、せんくらの仙台!

こちらも美味の宝庫!!!

十月が非常に待ち遠しく楽しみです。ちなみにせんくら2006の初日最初のコンサート終了後などは長谷川陽子さんとご一緒に「牛タンが食べたい。牛タン、牛タン」と、荷物をホテルに降ろすなりランチに出掛けたものでした。

そうそう、前回コンサート終了後にいらして下さったお客様とお話していたところ、仙台駅におすすめ名物駅弁があるとの情報をゲット。帰京する時は絶対そのお弁当を食べながら帰ろう!と心に決め待つ事二日間。「ああ、せんくら終わってしまった~。」と一抹の寂しさを感じつつも仙台駅に着いた私の目指す物は「こばやし」のお弁当!

そして、新幹線改札を入った右奥の売店に「こばやし」の旗を発見。喜び勇んでその売店にかけつけたものの、既に「こばやし」のお弁当は完売・・・・。

とてつもなく大きい宿題を仙台に残したままの帰京となってしまいました。今年こそは、今年こそは!こばやしのお弁当をゲットしたいものです!

皆さんも会場で仲道祐子を見かけた際には、いろいろとおいしいご当地グルメ情報、教えてくださいませ、ね。