松山冴花(3)“Goodnight Alice” — 前編2007年06月05日 09時15分10秒

今年3月26日に和歌山であったコンサートが終わってNYに戻ってきました。約2週間の滞在でいっぱいおいしいもの食べて幸せ気分でJFK空港に着きました。で、やっぱり一番先にする事は携帯のメッセージを聞く事。地下鉄待ちながら留守電聞いてたらジュリアード学部長からのメッセージが。

ウゲゲ。

地下鉄がうるさくてあまりよく聞き取れなく何かレパートリーがどうのこうのと。

学部長からの電話は生まれて初めて。

こっから私の最悪想像がポンポン頭の中に浮かび上がる。プラス、空港から家までたっぷり1時間半地下鉄でかかるので遥かに想像豊か。一番最初に思ったのはこの2年間のアーティスト・ディプロマコースで新しく学んだレパートリーが少なすぎて卒業できないと。

やだやだ、もう17年間もジュリアードに居たんだ。もう卒業させてくれてもいいだろう。

家についても学部長にかける勇気がでてこなく1時間程時間をもてあます。やっとあきらめがついて勇気出して学校に電話。アパートの隅っこの方に行って壁に向かって体操座りして(でも緊張でお尻浮いてる)体ちっちゃくして学部長に電話がつながるのを待つ始末。

“Hello, Saeka. I was trying to get in touch with you”. (今日は、さえか。君と話したかったんだ)。

で、そのお話とはその日から約1ヶ月後の4月30日でリンカーンセンターにあるAlice Tully Hallでそのホール最後のガラコンサートに出演できるかと言う事。

妄想しすぎてこのいいニュースを聞いた時は緊張とけてお尻が床にペッタンコ。

ガラコンの曲はモーツァルトのヴァイオリン協奏曲第5番、3楽章。学部長にお礼言って電話をきった時に初めて気がついた。

そのガラコン、まじ1ヶ月後じゃん。またもモーツァルトなんて...

気がつくの、遅い?  

-s

西江辰郎(3)2007年06月05日 09時15分54秒

仙台というと皆さんは何を思い浮かべるでしょうか?牛タン、ずんだもち、かまぼこ?松島・・・
僕は4年半という短い期間でありながら、オーケストラという場があったため、結構色々なところへいったと思います。仙台の見所は?おいしいものは?など、最近良く聞かれるのですが、街中はほんとに沢山の飲食店やお店があって、おいしいとこもいっぱいあるようです。逆に街中から離れると、個性があるほうが、はやっているように思います。手打ち実演のうどんであったり、素敵な庭のあるレストランだったり、メニューにこだわりがあったり、宣伝は一切せず口コミで広がるように良いものを出したり・・などなど。

僕が仙台にいた当時、北のほうに住んでいたので、どうしてもそちらに偏ってしまいますが、今回はお店をいくつか紹介させていただこうかなと思います。是非機会があったら行ってみてくださいね。

多和喜(たわき)
http://www.g-gyao.jp/s/0002063310/top/
和食処
Tel.022-377-3938
981-3212
仙台市泉区長命ヶ丘6-17-12
11:30~14:00 17:00~24:00
定休日 毎週月曜(月曜が祝日の場合火曜が休み)

地下鉄八乙女駅~長命ヶ丘行バスで長命ヶ丘6丁目バス停下車シェルGSを右折、三菱GS右折して直ぐ

何しろメーニューが豊富で味もぴか一、お値段も手ごろです。定食などとてもお得でうまい!
初めて店構えを目にしたときには、やばいお店かな、とても高そうだし、怖そうな人がいたりして・・・とか思っていたのですが、仙台フィルの楽団員の紹介で行ってみたら入ってびっくり。カワハギなんかが「ぽー」って口して泳いでて、お店の中もすっきりした小奇麗なかんじ。
食事後も、よく夜遅くまでお世話になりました。
仙台駅からは車でしかこれませんが、タクシーだと20分くらいです。駐車場は8台もとまるといっぱいです。