荒川洋(3)〜日本全国武者修行〜曲作ってます編 ― 2007年06月12日 09時55分09秒

こんにちは!!!!荒川洋デス。第3回目です。今日は作曲した曲を演奏する話。演奏会でいろんな地域にお邪魔する機会が多いこの頃ですが、その地の公演のために曲作りをするようになりました。これが最近の僕の趣味になってます。子供たちの前で演奏するのであれば、歌も作ります。今年1月に北海道中標津に行ったとき、「またあえる」って曲を作りました。これは自分でも結構気に入ってる曲で、あらかじめデモの音源と歌詞付きの楽譜を送っておいて、現地で子供たちの歌と一緒に演奏してきました。中標津の伝説にでてくる「ハルニレの木」「モアン川」「ヤマベ」など、その土地のエッセンスを取り入れてみた曲。中標津のしるべっと大ホールのアンコールに、各地で触れあい、一緒に歌った子供たちが壇上にの登ってきてくれて、最後は何十人の子供たちと大合唱。「荒川さんとはお友達だね〜」ってすごい喜んでくれたんです。あれは嬉しかった〜(僕のHPで聴けます。)本当に子供たち、そしてスタッフの人たちに支えられた数日間でしたが、子供たちのかわいい声が忘れられません。ほかにもたくさんいろんな場所に行っていて、四日市に行ったときは絵本の「もりのなか」を、青山円形劇場のプロデュースなどを手がけている能祖将夫さんの語りと、フルートとピアノの曲を作って演奏したり、長野県須坂市のメセナホールにいたときは「メセナの丘で」という木管五重奏の曲を現地の皆さんと演奏しました。あと印象深かったのは佐賀県の唐津市に行ったとき、厳木小学校の子供たちが作った詞に曲を作って、ということになり、2ヶ月かかってなんとか今年の3月の厳木小学校の卒業演奏に間に合わせたところ、子供たちが卒業式で歌ってくれたこともありました。最近では妹の荒川知子(この話は次回)と篠崎和子さんに作った曲が、NHKの赤間裕子さんの司会の「情報テラス」にて放送されています。音楽って何かといろいろな人との縁を繋いでくれるものなんだなーってしみじみ思う今日この頃デス。
昔、ポピュラー音楽のほうで食べていきたいって思ってて、何十曲もオリジナルを作ってたこともあり、自分の好きなようにメロディーや歌詞を作るのが大好き。クラシックの道に入ってからも、素晴らしい大作曲家の音楽に触れるうちに、やっぱり自分の曲もやりたいなって思いがあります。そうそう、今作ってる「ソナチネ」ですが、全曲を完成させて「せんくら」で初演しようとたくらんでいます。それも重ねてお楽しみに。
荒川HP:http://hiroshiarakawa.com
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