池上英樹(6) ― 2007年06月01日 09時45分36秒

せんくらでもやらせていただいたストレッチ講座。
昨年からクラシックバレエの先生のもと習い始めたのがはまるきっかけで、今はレッスンビデオを見ながら、いける時は習いながらやっています。打楽器ほど柔軟性を要求される楽器はないかもしれませんね。
今年のせんくらでは、昨年より進化した柔軟性のためのストレッチや、リズムの取り方のうちで非常に奥深い裏拍の感じ方を体感するクラスなどをやろうと思っています。
その中でアフリカンリズムや、フラメンコのリズムなどを使って、裏の感覚が呼び起こされるといいな~と思います。
僕は歌の発声やピアノ奏法などを参考にして自分なりの奏法を考えてきたんですが、音色やニュアンスを引き出すために、ピアノのように鍵盤を押さえておけないために、音をつなげるために様々な身体的感覚を必要とします。そんな打楽器の叩くだけからの脱皮にも皆さんに理解してほしいなあともエラそうに思ったりしています。
池上英樹
オフィシャルHP http://www.hideki-ikegami.com
仲道祐子(6)「プログラム」 ― 2007年06月01日 09時46分04秒

写真 by 長谷川陽子さん
長谷川邸でのリハ中!
今年もせんくらでは3つのソロ・プログラムを演奏致します。今日のブログは、そのプログラムについて、です。
今回は、3プログラム共にうっとり、まったり、皆様に幻想的な世界をお楽しみいただきたい、という趣旨でのプログラミングです。
まず、Aプロから。こちらは今年の没後、生誕、・・・年の作曲家達をちょっと意識してみました。
最初のスカルラッティ、こちらは没後250年。スカルラッティのソナタは本当にたくさんあって削って絞り込んで行くのが大変・・・と、書こうと思っていたのですが、プログラムにのせるのは好きな曲からキャラクターのバランス良い組み合わせで、との選考基準にしましたら、ぱっと3曲決定致しました。それだけこの3曲が好きです!
そして、グリーグは没後100年。私にとってのグリーグは独特な存在で、なんというか音楽史の流れとも関係なく、他の作曲家とも関係なく、いきなりグリーグという作曲家の世界が空中にポンと存在していた、というイメージなんです。(イメージを言葉で表現するのは難しい・・。分かり辛くてすみません。)グリーグのピアノコンチェルトも大好き。今回はソロ曲なので、叙情小曲集よりの選曲です。
そして、ベートーヴェンの「月光」。こちらは、没後生誕記念年には引っかかっていないのですが・・・。スカルラッティ、グリーグの叙情小曲集、ときたら、「幻想的にでも、かっちりプログラムを締めたい」、という事でこの選曲となりました。
そして、Bプロ。
大好きな作曲家の筆頭に上がるリストのプログラムです。もともと、リストはサロンなどで大活躍し、上流社会のご婦人方からも絶大なる人気を誇った作曲家なので、せんくらのコンセプトの「どこかで聞いたあの曲」や、なじみ易い旋律を持った曲の宝庫!しかも華やかさも併せ持っている作曲家です。そして、そんな曲の宝庫の中から、「うっとりまったり幻想的」をテーマに選曲致しました。前半は有名な愛の夢を始め、なじみ易い旋律を持った叙情的な小品が中心です。そしてメリハリつけるためにも、後半は幻想的な内容を技巧的にも魅せるドラマティックな曲「ダンテを読んで」でしめます。
3つめのプログラムはA,Bプログラムの良いとこどり。と、なっています。グリーグの叙情小曲集をAプロでは古典ものでサンドイッチしていたのに対し、こちらはロマン派リストでサンドイッチしております。前後の曲の傾向がこれだけ違うと叙情小曲集もきっとAプロとは違った表情を魅せてくれる事でしょうし、「ダンテを読んで」もオールリストプログラムとは違った一面が感じられると思います。
プログラムの曲は違っても、「うっとりまったり幻想的」(何度もクドく連呼してしまいました・・・。)な時間を皆様と共有出来ましたら嬉しく思います。是非、聴きにいらしてくださいませ!
長谷川邸でのリハ中!
今年もせんくらでは3つのソロ・プログラムを演奏致します。今日のブログは、そのプログラムについて、です。
今回は、3プログラム共にうっとり、まったり、皆様に幻想的な世界をお楽しみいただきたい、という趣旨でのプログラミングです。
まず、Aプロから。こちらは今年の没後、生誕、・・・年の作曲家達をちょっと意識してみました。
最初のスカルラッティ、こちらは没後250年。スカルラッティのソナタは本当にたくさんあって削って絞り込んで行くのが大変・・・と、書こうと思っていたのですが、プログラムにのせるのは好きな曲からキャラクターのバランス良い組み合わせで、との選考基準にしましたら、ぱっと3曲決定致しました。それだけこの3曲が好きです!
そして、グリーグは没後100年。私にとってのグリーグは独特な存在で、なんというか音楽史の流れとも関係なく、他の作曲家とも関係なく、いきなりグリーグという作曲家の世界が空中にポンと存在していた、というイメージなんです。(イメージを言葉で表現するのは難しい・・。分かり辛くてすみません。)グリーグのピアノコンチェルトも大好き。今回はソロ曲なので、叙情小曲集よりの選曲です。
そして、ベートーヴェンの「月光」。こちらは、没後生誕記念年には引っかかっていないのですが・・・。スカルラッティ、グリーグの叙情小曲集、ときたら、「幻想的にでも、かっちりプログラムを締めたい」、という事でこの選曲となりました。
そして、Bプロ。
大好きな作曲家の筆頭に上がるリストのプログラムです。もともと、リストはサロンなどで大活躍し、上流社会のご婦人方からも絶大なる人気を誇った作曲家なので、せんくらのコンセプトの「どこかで聞いたあの曲」や、なじみ易い旋律を持った曲の宝庫!しかも華やかさも併せ持っている作曲家です。そして、そんな曲の宝庫の中から、「うっとりまったり幻想的」をテーマに選曲致しました。前半は有名な愛の夢を始め、なじみ易い旋律を持った叙情的な小品が中心です。そしてメリハリつけるためにも、後半は幻想的な内容を技巧的にも魅せるドラマティックな曲「ダンテを読んで」でしめます。
3つめのプログラムはA,Bプログラムの良いとこどり。と、なっています。グリーグの叙情小曲集をAプロでは古典ものでサンドイッチしていたのに対し、こちらはロマン派リストでサンドイッチしております。前後の曲の傾向がこれだけ違うと叙情小曲集もきっとAプロとは違った表情を魅せてくれる事でしょうし、「ダンテを読んで」もオールリストプログラムとは違った一面が感じられると思います。
プログラムの曲は違っても、「うっとりまったり幻想的」(何度もクドく連呼してしまいました・・・。)な時間を皆様と共有出来ましたら嬉しく思います。是非、聴きにいらしてくださいませ!
プロデューサー・ノート「ポッドキャスト収録進む」 ― 2007年06月01日 20時10分27秒

<ポッドキャスト収録中のハープの早川りさこさん>
昨年ごく一部で好評でした、せんくらのポッドキャストが今年も始まります。
ポッドキャストというのは「いつでも聴けるラジオ番組」みたいなもので、コンピュータで聴くか、iPodなりの携帯プレイヤーで聴くのが普通です。
あっという間に広がっていますから、昨年よりも「ポッドキャストって何?」という方も大分減っているでしょう。
昨年は、しゃべっていただいた出演者の方も最後まで何をやっているのか分からず、自分の回のもついに聴けず、お子様が見つけ出して笑っているが頭を下げるのもシャクで教えてもらうこともせず涙をのんだ、という例さえありました。
それはともかく、一般の方からすれば(多くのスタッフにとっても)、ブログ、ポッドキャスト、当日のトークと、それぞれ違う形態で出演者の言葉に接することができますから、そこで距離を縮めて、親しみを持っていただければ何よりです。
で、今年もインターネットプロバイダーのアサヒネット様
http://asahi-net.jp/index.html
の全面的なご協力の下、昨年以上の回数でポッドキャストをお届けいたします。
6月5日(火)に第1回のものがオープンされ、以後週1回のペースで更新されていくはずです。
ご出演の皆様も大変好意的にご協力いただいており、収録は無事進んでいます。ハープの早川さん、チェロの藤原さん、作曲の吉松さん、ピアノの仲道祐子さん、クラリネットの草刈さん、ハーモニカの和谷さんらの収録が済んでいます。
ラジオと違って1回何分でもいいので、話が盛り上がれば延々と長引いているのもありますので、お聞きになってイヤになったら途中でお止めください。15-30分をめどに考えていましたが、吉松さんの回など長引きすぎて、ファイルを2回に分けて準備しています。
もちろんお金もかからず、せんくらのオフィシャルサイトで、それらしきリンクボタンをクリックするだけで聞けますから、皆様どうぞ、慣れない方でもチャレンジしてみてください。特にご出演者の熱烈なファンの方々にとっては、答えにつまろうが、電話の音が鳴ろうが、無修正で入っていますから、かなりのレアアイテムだと思いますよ。
平井洋 せんくらプロデューサー
昨年ごく一部で好評でした、せんくらのポッドキャストが今年も始まります。
ポッドキャストというのは「いつでも聴けるラジオ番組」みたいなもので、コンピュータで聴くか、iPodなりの携帯プレイヤーで聴くのが普通です。
あっという間に広がっていますから、昨年よりも「ポッドキャストって何?」という方も大分減っているでしょう。
昨年は、しゃべっていただいた出演者の方も最後まで何をやっているのか分からず、自分の回のもついに聴けず、お子様が見つけ出して笑っているが頭を下げるのもシャクで教えてもらうこともせず涙をのんだ、という例さえありました。
それはともかく、一般の方からすれば(多くのスタッフにとっても)、ブログ、ポッドキャスト、当日のトークと、それぞれ違う形態で出演者の言葉に接することができますから、そこで距離を縮めて、親しみを持っていただければ何よりです。
で、今年もインターネットプロバイダーのアサヒネット様
http://asahi-net.jp/index.html
の全面的なご協力の下、昨年以上の回数でポッドキャストをお届けいたします。
6月5日(火)に第1回のものがオープンされ、以後週1回のペースで更新されていくはずです。
ご出演の皆様も大変好意的にご協力いただいており、収録は無事進んでいます。ハープの早川さん、チェロの藤原さん、作曲の吉松さん、ピアノの仲道祐子さん、クラリネットの草刈さん、ハーモニカの和谷さんらの収録が済んでいます。
ラジオと違って1回何分でもいいので、話が盛り上がれば延々と長引いているのもありますので、お聞きになってイヤになったら途中でお止めください。15-30分をめどに考えていましたが、吉松さんの回など長引きすぎて、ファイルを2回に分けて準備しています。
もちろんお金もかからず、せんくらのオフィシャルサイトで、それらしきリンクボタンをクリックするだけで聞けますから、皆様どうぞ、慣れない方でもチャレンジしてみてください。特にご出演者の熱烈なファンの方々にとっては、答えにつまろうが、電話の音が鳴ろうが、無修正で入っていますから、かなりのレアアイテムだと思いますよ。
平井洋 せんくらプロデューサー
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