波多野睦美(5) ― 2007年06月21日 09時30分50秒
ダ・ヴィンチの「受胎告知」を見に行きました。ガブリエルの真紅の衣、白い横顔が細胞に染みました。
会場にはデジタルで再現された複製画もありましたが、やはり何かが違うと言って「光」です。
本物には形容しようのない、生き物のような『うごめき』がありました。光がゆらゆらしてるような、絵の中から澄んだ音が響いてくるような。
絵画は、画家が意図して伝えようとしたことがそのままそこにある。もちろん保存の状態にもよりますが、音楽とはそのあたり、かなり違います。
私たちは「楽譜」という不完全なものを案内人にして、作曲家と語り合う。その歌を作った人の「光」の百分の一でも再現できたら、と願いながら。
会場にはデジタルで再現された複製画もありましたが、やはり何かが違うと言って「光」です。
本物には形容しようのない、生き物のような『うごめき』がありました。光がゆらゆらしてるような、絵の中から澄んだ音が響いてくるような。
絵画は、画家が意図して伝えようとしたことがそのままそこにある。もちろん保存の状態にもよりますが、音楽とはそのあたり、かなり違います。
私たちは「楽譜」という不完全なものを案内人にして、作曲家と語り合う。その歌を作った人の「光」の百分の一でも再現できたら、と願いながら。
コメント
_ 弓 ― 2007年06月21日 15時13分44秒
楽譜はお手本と思っていましたが、そういうわけでもないんですか。
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