つのだたかし(2) ― 2007年06月25日 09時23分53秒
今度せんくらで聴いていただくリュートは、撥弦楽器、つまり指などで弦をはじいて鳴らす楽器に属します。身近なところではギターやマンドリン、ウクレレなど、みなこの仲間に入るわけです。
楽器学的に言うと、撥弦楽器の仲間でも、瓜を真ん中から縦割りにしたような形の丸い胴体に表面板(響板)がつき、それに左手で弦を押さえるための棹(ネック)をつけた楽器をリュート属といいます。
これに対して胴がくびれて8の字型なのがギター属です。
ルネサンスやバロックの時代に演奏されたリュートはもちろんのこと、リュート属は今も民族楽器としてヨーロッパ、北アフリカ、アジアの各地で愛奏されています。エジプト、イラクなどアラブ諸国のアル・ウード、トルコのサズ、ギリシャのブズーキ、マンドリンなどもリュート属に含まれますね。
そして、そう、日本や中国の琵琶も忘れてはいけないのであります。
楽器学的に言うと、撥弦楽器の仲間でも、瓜を真ん中から縦割りにしたような形の丸い胴体に表面板(響板)がつき、それに左手で弦を押さえるための棹(ネック)をつけた楽器をリュート属といいます。
これに対して胴がくびれて8の字型なのがギター属です。
ルネサンスやバロックの時代に演奏されたリュートはもちろんのこと、リュート属は今も民族楽器としてヨーロッパ、北アフリカ、アジアの各地で愛奏されています。エジプト、イラクなどアラブ諸国のアル・ウード、トルコのサズ、ギリシャのブズーキ、マンドリンなどもリュート属に含まれますね。
そして、そう、日本や中国の琵琶も忘れてはいけないのであります。
早川りさこ(2) ― 2007年06月25日 09時24分49秒

今日は、せんくらで共演する2人の演奏家をご紹介します。
2人ともN響の仲間です。
まずオーボエの池田昭子さん。
出身/宮崎市
血液型/A
誕生日/10月4日
趣味/読書
*のだめカンタービレで、オーボエの黒木君の実際の演奏は彼女がしているんですよ!
いつも穏やかで、オーケストラの曲で、大変なソロのある曲でも顔色一つ変えずにバッチリ決める。。。。すごい人です。
彼女と演奏するメインの曲はサンサーンス作曲のオーボエソナタ。
この曲はサンサーンスが亡くなる直前、86歳のときに作曲されました。
一、二楽章ともフランスの田舎の風景をを思い起こさせる牧歌的なフレーズがどこまでも美しく続きます。
特に二楽章のアルペジオのに続くAd libtum(任意に)と書かれたオーボエの自由な旋律が印象的です。
オリジナルはピアノとオーボエですが、ハープと共に演奏される機会も多い曲です。
ヴァイオリンの大宮臨太郎さん。
出身/横浜
血液型/A
誕生日/1981年7月5日
趣味/フットサル
*第1回仙台国際音楽コンクールで5位入賞。覚えてらっしゃる方も多いのでは?
N響では次席奏者として活躍。落ち着いていて頼もしい存在です。
サッカーボールを蹴っている時は普通のスポーツ青年なのに、ヴァイオリンを構えた途端にアーティストに変身。
力強くて説得力のある音楽を奏でてくれます。
彼とのメインの曲は偶然にもサンサーンス作曲の「ファンタジー」
まるで物語を読んでいるような気分になる曲です。
最後のくだりでは幸せな音と空気が訪れて、ハープのグリッサンドで
ファンタジーを締めくくります。
大切にしたいオリジナル作品です。
#それぞれの舞台では、1曲は3人で演奏します。
ちょっと珍しいこの組み合わせのアンサンブル、おいで頂けましたら嬉しいです!!!
2人ともN響の仲間です。
まずオーボエの池田昭子さん。
出身/宮崎市
血液型/A
誕生日/10月4日
趣味/読書
*のだめカンタービレで、オーボエの黒木君の実際の演奏は彼女がしているんですよ!
いつも穏やかで、オーケストラの曲で、大変なソロのある曲でも顔色一つ変えずにバッチリ決める。。。。すごい人です。
彼女と演奏するメインの曲はサンサーンス作曲のオーボエソナタ。
この曲はサンサーンスが亡くなる直前、86歳のときに作曲されました。
一、二楽章ともフランスの田舎の風景をを思い起こさせる牧歌的なフレーズがどこまでも美しく続きます。
特に二楽章のアルペジオのに続くAd libtum(任意に)と書かれたオーボエの自由な旋律が印象的です。
オリジナルはピアノとオーボエですが、ハープと共に演奏される機会も多い曲です。
ヴァイオリンの大宮臨太郎さん。
出身/横浜
血液型/A
誕生日/1981年7月5日
趣味/フットサル
*第1回仙台国際音楽コンクールで5位入賞。覚えてらっしゃる方も多いのでは?
N響では次席奏者として活躍。落ち着いていて頼もしい存在です。
サッカーボールを蹴っている時は普通のスポーツ青年なのに、ヴァイオリンを構えた途端にアーティストに変身。
力強くて説得力のある音楽を奏でてくれます。
彼とのメインの曲は偶然にもサンサーンス作曲の「ファンタジー」
まるで物語を読んでいるような気分になる曲です。
最後のくだりでは幸せな音と空気が訪れて、ハープのグリッサンドで
ファンタジーを締めくくります。
大切にしたいオリジナル作品です。
#それぞれの舞台では、1曲は3人で演奏します。
ちょっと珍しいこの組み合わせのアンサンブル、おいで頂けましたら嬉しいです!!!
プロデューサーノート<仙台国際音楽コンクール関係者のせんくら2007への出演> ― 2007年06月25日 11時17分46秒

<今回の仙台国際音楽コンクールピアノ部門で優勝した津田裕也さん>
楽都仙台といえば国際コンクールですから、「せんくら」へもコンクール関係の方のご出演は多数あります。
せんくら2007では仙台国際音楽コンクール関係では当初3名の方にご出演をお願いしていました。昨年「四季」も弾いていただいたお馴染み松山冴花さん、冷静で精緻なプレイが印象的なピアノのタン・シヤオタンさん、チョン・ミョンフンの手兵オケのコンサートマスターでマエストロの信任も厚いスヴェトリン・ルセヴさんです。
その後、ハープの早川りさこさんが、ゲストとしてNHK交響楽団のヴァイオリンフォアシュピーラー(副首席奏者、これは神経的にも大変な仕事です)の大宮臨太郎さんを連れてきてくださることになり、彼は第1回のコンクールでの入賞者ですから、これで1名増えました。
更に松山冴花さんとコントラバスの村上満志さんの相棒ピアニストが、以前コンクールで聴衆賞などをお取りになっている津田裕也さんに決まり、コンクール関係者がまた増えました。
その津田裕也さんがもうご存知の通り、今年のピアノ部門で優勝されました。ですから、せんくらコンサートナンバーの1と27の枠は、ヴァイオリンとピアノ部門の優勝者の共演という豪華版となり、33番枠ではコントラバスとのデュオという地味な職人芸が必要な面をも見せていただくことになりました。
コンクールの本選、ガラコンサートを聴き損ねた方々、どうぞせんくらで今年の優勝者の妙技をご堪能ください。
また、コンクール出身者でその後、見事な実績を上げているお4方の成長ぶりも目の当たりにしてください。
平井洋 せんくらプロデューサー
楽都仙台といえば国際コンクールですから、「せんくら」へもコンクール関係の方のご出演は多数あります。
せんくら2007では仙台国際音楽コンクール関係では当初3名の方にご出演をお願いしていました。昨年「四季」も弾いていただいたお馴染み松山冴花さん、冷静で精緻なプレイが印象的なピアノのタン・シヤオタンさん、チョン・ミョンフンの手兵オケのコンサートマスターでマエストロの信任も厚いスヴェトリン・ルセヴさんです。
その後、ハープの早川りさこさんが、ゲストとしてNHK交響楽団のヴァイオリンフォアシュピーラー(副首席奏者、これは神経的にも大変な仕事です)の大宮臨太郎さんを連れてきてくださることになり、彼は第1回のコンクールでの入賞者ですから、これで1名増えました。
更に松山冴花さんとコントラバスの村上満志さんの相棒ピアニストが、以前コンクールで聴衆賞などをお取りになっている津田裕也さんに決まり、コンクール関係者がまた増えました。
その津田裕也さんがもうご存知の通り、今年のピアノ部門で優勝されました。ですから、せんくらコンサートナンバーの1と27の枠は、ヴァイオリンとピアノ部門の優勝者の共演という豪華版となり、33番枠ではコントラバスとのデュオという地味な職人芸が必要な面をも見せていただくことになりました。
コンクールの本選、ガラコンサートを聴き損ねた方々、どうぞせんくらで今年の優勝者の妙技をご堪能ください。
また、コンクール出身者でその後、見事な実績を上げているお4方の成長ぶりも目の当たりにしてください。
平井洋 せんくらプロデューサー
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