早川りさこ(7) ― 2007年06月30日 09時41分51秒

ブログも今日で最後です。7日間って早いですね~!
さて、
私は音楽活動を始めてから、ハープの音が求められているなら、どこにでも飛んで行く、というスタンスでやって来ました。オーケストラ、アンサンブル、ソロ、レコーディング、子供たちの為の音楽教室、病院コンサート、などなど。。
この経験で感じた事は、どんな場所でもどんな編成でも、共通して得られる喜びは、聴いて下さっている方々と「音」と「呼吸」を分かち合える事。
これはライブ演奏が行われている「場」で生まれる独特なものだと思います。
複数のお客さまと、舞台の演奏者とが、1つになる、その「間」と「空気」。
幸せを共有、共感出来るって凄い!と毎回思います。
今回、せんくらの舞台で、ハープ独奏でヒンデミットのソナタから第3楽章を演奏します。
この曲はヒンデミットが、ヘルティという詩人の詩に感銘を受け、それを元に作曲しました。当日はその詩を読んでから演奏します。
この詩の中にハープが独りでに鳴る、という部分があるのですが、ヒンデミットはきっとハープが風に吹かれて微かに鳴るのを聴いた事があるに違いあり
ません。
私は以前、野外コンサートで風が止むのを待っている時に、その音を聴きました。その「音」をヒンデミットはまさにこの曲の中に使っているのです。
素敵な曲なのです!
是非皆さん、おいで下さいませ!
一緒に音と音から生まれる幸せな「空間」を楽しみませんか?
では、、1週間お付き合い下さりありがとうございました!
10月にお目にかかれますように!
コメント
_ suger ― 2007年06月30日 17時23分48秒
私は演奏はソロの方が好きです。その楽器の音色を堪能することができるから。モチロンオーケストラの中からでも音は拾えますが。
_ 横尾 順 ― 2007年07月05日 00時03分08秒
早川りさこさんと竹島さんのデュオを安曇野で聴かせて頂きました。インタビューにあるヒンデミットは大変素晴らしいです。りさこさんは、演奏の前に、インタビューにある様なエピソードを語って下さいますが、そのコメントを聞いてから聴くと、非常に曲に対して親近感が沸き理解できます。是非皆様いらして頂けるといいと思います。
_ anonymous ― 2007年07月09日 00時50分22秒
sugerさん、コメント遅くてごめんなさい!そうですね、ソロだと、その楽器の音だけに集中して聴けますよね!また、デュオやトリオだと、楽器その物の音を聴きながら、楽器同士の混ざった音色も楽しめます。例えば、、茹でたじゃがいもを塩やバターでシンプルに食べるのも美味しい。そこにタラコとクリームを混ぜて「たらも」サラダで頂くのもいい。味のハーモニーですよね!オーケストラだと、、、、具沢山のミネストローネスープ?あるいはシチュー?
イメージ、違いますか?失礼しました〜!
イメージ、違いますか?失礼しました〜!
_ 早川りさこ ― 2007年07月09日 00時55分49秒
sugerさん、先ほど投稿した時に自分の名前を書くのを忘れました。ごめんなさい。早川りさこでした。
そして横尾さま、安曇野の演奏会においで下さり有難うございました。ヒンデミット、楽しんで頂けて嬉しいです。
たくさんの方に聴いて頂きたい曲ですので今後も機会ある毎に
弾いて行きたいと思っています。
そして横尾さま、安曇野の演奏会においで下さり有難うございました。ヒンデミット、楽しんで頂けて嬉しいです。
たくさんの方に聴いて頂きたい曲ですので今後も機会ある毎に
弾いて行きたいと思っています。
_ 野乃花子 ― 2007年08月19日 00時41分12秒
寛永時、行ってみようかな…。そんな感じで言ったコンサートで早川さんと出会いました。演奏後の笑顔がとても魅力的で、思いのこもったスピーチにも惹かれました。ヒンデミットのソナタは、何度か聴いてみたいです。(もちろん生で)蝉時雨の「伴奏」が、気がつくと秋の虫の声に変わっていました。自然の音の中のコンサート、フルートの音色とともに至福の時を味わいました。ありがとうございます。8月18日
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