つのだたかし(6)「ブラボー考 その1」 ― 2007年06月29日 07時47分34秒
ピアニッシモの声があえやかに消えていき、やがて完全な静寂がおとずれるまでの数秒間。
このかけがえのない最も美しいモメントを打ち破る 悪夢のようなブラボーの雄叫び!
嗚呼。
「おいそこのブラボーおやじ! いったいなんで他の善良な聴衆のみなさんと、この深い静寂を聴き届けようとしないんだ」
「他のすべての人たちがお前の無頼で見苦しい行為を憎んでいるというのに」
「おめえだけが金払ってるわけじゃネエだろうが!」
などとくやしまぎれのあられもない言葉をぐっと飲み込んでしまうのだ。
しかしなぜか、ブラボーをする人たちは、なぜかおやじなのだ。
しかも蝶ネクタイなんかしちゃって、いい加減もう分別もありそうなおやじなのだ。
いったいどういう美意識がそうさせてしまうのか、深く考えざるを得ない。
音楽はまだ終わっていないんだぞ!
このかけがえのない最も美しいモメントを打ち破る 悪夢のようなブラボーの雄叫び!
嗚呼。
「おいそこのブラボーおやじ! いったいなんで他の善良な聴衆のみなさんと、この深い静寂を聴き届けようとしないんだ」
「他のすべての人たちがお前の無頼で見苦しい行為を憎んでいるというのに」
「おめえだけが金払ってるわけじゃネエだろうが!」
などとくやしまぎれのあられもない言葉をぐっと飲み込んでしまうのだ。
しかしなぜか、ブラボーをする人たちは、なぜかおやじなのだ。
しかも蝶ネクタイなんかしちゃって、いい加減もう分別もありそうなおやじなのだ。
いったいどういう美意識がそうさせてしまうのか、深く考えざるを得ない。
音楽はまだ終わっていないんだぞ!
早川りさこ(6) ― 2007年06月29日 07時48分27秒

皆さんは気分転換、どうしていますか?
私は、ここ最近、水泳と筋肉トレーニングにはまっています。
舞台で演奏するという仕事はとにかく緊張の連続です。
もちろん、当日舞台に出てしまえば、楽しんで演奏するだけなのですが、
そこに至るまでには結構ストレスがあります。
体はそれほどでもないのに、頭だけが疲れてしまうんですね。
そこで、バランス良く体も使ってみよう、という事で始めました。
泳いでいる時は日頃の自分を全て忘れ、水に浮くただのほ乳動物でいられる、その時間がたまらなくいいのです!気分転換がうまくいかないと、さっきまで練習していた曲がいつまでも頭の中で鳴り続けてしまうのですが、
そんな状態から解放されます。
もともと泳げなかったのですが、ようやくクロールが出来る様になり、今、バタフライに挑戦中です。ただ、力があまりないので、鍛えなければ!という事で筋トレにも取り組む事になりました。
パーソナルトレーナーの先生に付いて、正しい鍛え方(自己流だと却って体を傷める可能性があるので)を教わりながらやっています。枝光聖人先生はボディビルダー。それこそ筋肉のプロ。
「明日は朝からリハーサルですか? では腕に筋肉痛が残らない様にやりましょう」など、ハープを弾くのに支障がないようにプログラムを考えて下さいます。
体に無関心だった私にとって先生の専門的な説明はまさに「目から鱗」。仕上げには使った筋肉をストレッチして貰います。
あっという間に時間が過ぎます。そして帰宅後ゆっくりお風呂に入り、心地よい疲労感の中で眠りにつきます。
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