つのだたかし(6)「ブラボー考 その1」2007年06月29日 07時47分34秒

ピアニッシモの声があえやかに消えていき、やがて完全な静寂がおとずれるまでの数秒間。
このかけがえのない最も美しいモメントを打ち破る 悪夢のようなブラボーの雄叫び!

嗚呼。

「おいそこのブラボーおやじ! いったいなんで他の善良な聴衆のみなさんと、この深い静寂を聴き届けようとしないんだ」

「他のすべての人たちがお前の無頼で見苦しい行為を憎んでいるというのに」

「おめえだけが金払ってるわけじゃネエだろうが!」

などとくやしまぎれのあられもない言葉をぐっと飲み込んでしまうのだ。

しかしなぜか、ブラボーをする人たちは、なぜかおやじなのだ。
しかも蝶ネクタイなんかしちゃって、いい加減もう分別もありそうなおやじなのだ。
いったいどういう美意識がそうさせてしまうのか、深く考えざるを得ない。

音楽はまだ終わっていないんだぞ!

コメント

_ 紫苑 ― 2007年06月29日 08時15分01秒

演奏会のマナーってよくないと思うことが多いです。服装もカジュアルだし、客席でペットボトルを飲んだり、私語は多いし。間奏で咳をしたり拍手を入れたり、子供が鼻をすすったりぐずったりしたひにはぶち壊しです。特に地方ほど強く感じます。ホント、いい大人が静かに聴くだけのことがなぜできないんでしょう。

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