波多野睦美(3)「うぐいすの発声練習」2007年06月19日 10時45分19秒

季節が6月ともなると、巷のうぐいす達のテクニックも上級になるようです。

春先には「けきょ けきょ け」と、聞いてるこちらの気が抜けそうなビギナーヴォイスだったものが、

最近では「ほぅ~~~~~ ほけきょぅ~」

軽やかなフレーズに変化。

思わず「うまいっっ!」と間の手を入れたくなります。
うぐいすの人知れぬ精進の日々に、頭をたれる私です。

かと思えば、山鳩(か?)の

「ふんがーっがっがっ ふー」

という耳につく妙なリズムの声も聞かれます。

こちらは練習も何もなさそうですが、テンポ、リズムキープの正確さに、頭が下がります。

鳥は一体どのような意識で自分の歌を鍛えるのか?

すごく彼らに聞いてみたい。
「やっぱり!」と思うのか
「かなわん。。。」とがっくりくるのか。
どうも後者のような気がしてしまう。

とにかく四六時中「声」というものについて考えているので、今回のせんくらの朝一のプログラムも、何も考えなくても、考えている「発声」のことにした訳です。

これは決して
「こういうのがきれいな声です。さ!やってみて!」
というワークショップではなく、
むしろ自分の知らない、自身の声の美しさに気づいてもらう、そんな時間にしたいと思ってます。

みなさんのご参加、楽しみにしています!

コメント

_ 絃 ― 2007年06月19日 14時28分10秒

絶対音感のある人は自然の音でも音符で表せるんでしょうね。きれいな声というのは透明感のある声のことかと思いますが、ハスキーボイスがお好みの方もいますし、一概には言えませんね。

_ 月光 ― 2007年06月20日 15時28分08秒

前に・・TVでオペラのような発声を教えていたけれど
びっくりするほど人間って声がでるんですよね。

素人でも短い時間なら 声がでるんですよー
TVの前でチャレンジして驚いた記憶があります。

あれかしら?あれかしら?

んで私もハトの歌・・・きになります。

ウグイスはヘタな歌を聞いて覚えるとヘタだそうですね
ですから上手い鳥の声を聞かせるそうです。

メスは何を基準に選ぶんでしょうかね・・・・

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