花房晴美(6)2007年07月27日 09時28分44秒

皆さんにお便り始めてから6日目になってしまいました・・・・・・。
そこで、ちょっとした“お知らせ”というか“告白”といおうか。

実は、今年は私の日本でのデビュー30周年になります。まわりの人は、「えっ、3歳からデビューしてたの~?」とか、お優しいことを言って下さってますが、本人もいささかショックではあります。

そこでこの辺りで、自分を振り返り、見つめ直そうと2回のシリーズのリサイタルを企画致しました。丁度『せんくら』の後の10月18日(木)と11月22日(木)です。(両日とも、東京の紀尾井ホールです。)リサイタルなんて、いつもやっているじゃない!・・・なんておっしゃらないで下さいませ・・・何といっても、少なくとも18年振り、ひょっとするとそれ以上振りの自主公演になるかと思います。

はっきり覚えていないところも多いのですが、少なくとも18年と胸を張って言えるのは、主人と結婚したのが約17年前。そしてその1年前に知り合って→と逆のぼって考えて、とにかく主人と出会ってからは一度もやった事がないという事実を確認した次第・・・・スゴイものがありますね、ちょっと。。。

というわけで、秋は猛練習。東京までいらして下さる方、大歓迎です!!

藤原真理(6)2007年07月27日 09時30分48秒

12ヶ月が1枚の紙に刷られた暦をもとに、日割りにした予定準備をこなしていく毎日ですが、ああだこうだといっても予定外の事態も起こるのが人の生活のようです。

学生時代から思い返してみるといろいろあります。不安が原因で練習をしすぎて、本番の日に指が疲れすぎているとか。さあ大変と客観的な視点を十分持ち合わせないで練習してしまうとか。大きな作品規模なのに準備期間を短く設定した、あるいは時間がかけられない日が多かったとか。こんなときは、そのままの事態を受け入れるしかありません。そうしたのは誰でもない自分ですから、清水の舞台から飛び降りるという思い切りしかありません。山登りと違って生命の危険はないのです。死んだ経験はないのでわかりませんが、死んだつもりになればもう怖いものはないでしょう。そして次に同じ失敗は繰り返さないように心に刻みます。