雄倉恵子(2)「昨年より更に・・・・」 ― 2007年09月10日 09時25分51秒

せんくら2006の本番後も、スタッフや他の出演の方とのメールのやりとりや、仙台のボランティアの方が撮ってくださったという写真(昨日のも本日のも、その時の写真です)などもいただいたりして、しばらくは楽しい余韻のうちに過ごさせいただきました。
そうしてしばらく経ったら、せんくら2007のお誘いをいただきました。
昨年のことがありますからこちらも覚悟は出来ていて
「曲目も曲順も全部ご指定いただいたものを弾くんでしょうねー。」
「もちろんです」
という会話で、「今年はもう少し楽か?」という一縷の望みは絶たれ、「のだめ」の各曲など、昨年より更に皆様がよくご存知で、私がよく知らない曲のオンパレードとなりました。
もう矢でも鉄砲でも、という感じですが、昨年と違うのは「あんな凄いフェスティヴァルにまた出られるんだ。」という素直な喜びです。
今年のチラシをよく拝見すると、ジョン・ゾーン、武満徹、リゲティなどの諸先生の作品も散りばめられていて、私の出演はともかくとして、この内容なら世界のどこでやっても恥ずかしくないものですね。
少ない出番でさっさと終わらせ、また他のものを楽しもう、と思っていたら昨年より1コマ多く弾かせていただけるようで、うれしいような悲しいような、の今日この頃です。
仲道郁代(2) ― 2007年09月10日 09時26分32秒

Photo: Kiyotaka Saito
この「せんくらブログ」、たいていは出演するアーティストが書いているようですが、今週は仲道郁代のマネージャー、寺沢が書かせていただいております。
だからと言って仲道が「書きたくない」と言ったわけではありません。このブログ、最初にお話いただいた時、「アーティストではなく、スタッフの方がお書きになっても良いですよ!」とのことでしたので「私が書こう、いや書きたい」と思っていたのです!今週は、この「せんくらブログ」でしか披露されない「仲道郁代」をお楽しみください。
仲道は自分のオフィシャル・ホームページで「ダイアリー」なるコーナーで、毎日のことを皆さまにお知らせしていますので、仲道郁代の毎日はこちらでも、あわせてお楽しみいただけます。
仲道郁代オフィシャル・ホームページ http://www.ikuyo-nakamichi.com/index.html
この「ダイアリー」。
郁代さんはまるで小学生の夏休みの宿題(!)のように、何日間か何週間かをまとめて書いて、ホームページを管理してくださっている方にアップしてもらっていただいています。しばらくダイアリーが更新されないなぁ・・・と思っていると、ある時ドッサリ更新されている・・・そんなダイアリーです。
ダイアリーだけではなく、日々のいろいろな連絡も、郁代さんとはメールで行うことが多いです。自宅でパソコンに向かっている郁代さん。ゆったりとしたリビングで、紅茶など飲みながら、ピアニストですから、器用にキーボードをたたいている姿が浮かんだ皆さま!
実は、なんと、郁代さんはキーボードを、人差し指だけで打っているのです!!
(最近聞きましたら、右手は3本くらいの指で打てるようになった、と自慢そうに話していましたが!)
さらに驚くことなかれ、そのタイプのスピードたるや、私が10本の指でたたくよりも早いからびっくり!しかし、そのためか判りませんが「変換ミス」が多く、いつも郁代さんからのメールは楽しいのです。
今までの傑作は、モー津ァルト。
何だか、磯の香りただようモーツァルトが聞こえてきそうですね。
そして最高傑作は、割るとシュタイン。
これは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」のことなのですが、とても頑固そうなベートーヴェンの顔と一緒に浮かんできて、オフィスで大爆笑!してしまいました。
ところで、この「ワルトシュタイン」
仲道が11月11日サントリーホールで行います「デビュー20周年記念リサイタル」で、冒頭に演奏する曲です。ドッドッドッドッドッ・・・と、躍動的な、未来の足音のような音でスタート。ある評論家の方が「仲道さんがステージに立ち、ワルトシュタインを演奏し始める様子を創造しただけでカッコいい」とおっしゃってくださいましたが、私も同感。
こちらのコンサート、ありがたいことにS席は完売してしまいましたが、A席、B席はまだ大丈夫です。もぜひいらしてくださいね!
この「せんくらブログ」、たいていは出演するアーティストが書いているようですが、今週は仲道郁代のマネージャー、寺沢が書かせていただいております。
だからと言って仲道が「書きたくない」と言ったわけではありません。このブログ、最初にお話いただいた時、「アーティストではなく、スタッフの方がお書きになっても良いですよ!」とのことでしたので「私が書こう、いや書きたい」と思っていたのです!今週は、この「せんくらブログ」でしか披露されない「仲道郁代」をお楽しみください。
仲道は自分のオフィシャル・ホームページで「ダイアリー」なるコーナーで、毎日のことを皆さまにお知らせしていますので、仲道郁代の毎日はこちらでも、あわせてお楽しみいただけます。
仲道郁代オフィシャル・ホームページ http://www.ikuyo-nakamichi.com/index.html
この「ダイアリー」。
郁代さんはまるで小学生の夏休みの宿題(!)のように、何日間か何週間かをまとめて書いて、ホームページを管理してくださっている方にアップしてもらっていただいています。しばらくダイアリーが更新されないなぁ・・・と思っていると、ある時ドッサリ更新されている・・・そんなダイアリーです。
ダイアリーだけではなく、日々のいろいろな連絡も、郁代さんとはメールで行うことが多いです。自宅でパソコンに向かっている郁代さん。ゆったりとしたリビングで、紅茶など飲みながら、ピアニストですから、器用にキーボードをたたいている姿が浮かんだ皆さま!
実は、なんと、郁代さんはキーボードを、人差し指だけで打っているのです!!
(最近聞きましたら、右手は3本くらいの指で打てるようになった、と自慢そうに話していましたが!)
さらに驚くことなかれ、そのタイプのスピードたるや、私が10本の指でたたくよりも早いからびっくり!しかし、そのためか判りませんが「変換ミス」が多く、いつも郁代さんからのメールは楽しいのです。
今までの傑作は、モー津ァルト。
何だか、磯の香りただようモーツァルトが聞こえてきそうですね。
そして最高傑作は、割るとシュタイン。
これは、ベートーヴェンのピアノ・ソナタ第21番「ワルトシュタイン」のことなのですが、とても頑固そうなベートーヴェンの顔と一緒に浮かんできて、オフィスで大爆笑!してしまいました。
ところで、この「ワルトシュタイン」
仲道が11月11日サントリーホールで行います「デビュー20周年記念リサイタル」で、冒頭に演奏する曲です。ドッドッドッドッドッ・・・と、躍動的な、未来の足音のような音でスタート。ある評論家の方が「仲道さんがステージに立ち、ワルトシュタインを演奏し始める様子を創造しただけでカッコいい」とおっしゃってくださいましたが、私も同感。
こちらのコンサート、ありがたいことにS席は完売してしまいましたが、A席、B席はまだ大丈夫です。もぜひいらしてくださいね!
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