仙台ジュニアオーケストラ(6)せんくらをお楽しみに!!2007年09月07日 08時36分34秒


今年の4月から仙台ジュニアオーケストラの事務局として運営に携わり、はや5ヶ月が経ちました。年に2回の演奏会へ向けて、月に3~4回の練習はパート練習と合奏練習を織り交ぜながら…。特に今年は、3年に1度開催のジュニアオケフェスティバルと昨年に引き続くせんくら出演もあり、大忙しです!

今年入団した団員のある人は、初めてコンサートホール・ステージで合奏練習した時にとても緊張したとか!本番を何度も経験している上級生の団員は適度に緊張しつつも指揮の山下一史先生、松元宏康先生のご指導のもと、伸びやかに演奏。さすがですね!

さて、8/17~19には新潟市のりゅーとぴあにてフェスティバルに参加し、参加9団体で最も規模が大きく、大編成の2曲を堂々と披露してまいりました。せんくらにご来場の皆さまにも、仙台ジュニアオケが奏でる雄大な「《ニュルンベルクのマイスタージンガー》前奏曲」と、ジャズの小粋さや個々の技術が煌く「パリのアメリカ人」をお楽しみいただければと思います!


財団法人仙台フィルハーモニー管弦楽団
演奏事業部 好川暁子

仙台フィルメンバーによる金管五重奏(6)2007年09月07日 08時37分40秒

「今日は現代曲のリハーサル。休憩中に次の仕事で使うチンバッソの練習をしています」

仙台フィル金管5重奏のメンバー紹介も、いよいよ最後のひとりになりました。最後の1人は、なんと仙台フィルメンバーではありません。現在、東京フィルハーモニー管弦楽団チューバ奏者として活躍している大塚哲也(おおつか・てつや)さんです。昨年まで九年間仙台フィルブラスセクションを支えてきた大塚さんは、僕の大学での一級先輩にあたり、18歳の時からの付き合いです。僕の印象は今も昔も一緒で、頭の良い人、努力家、面倒見が良い、いじめっこ...です。

ただひとつ変わったことがありまして...体型です。昔から比べて今は約半分の体重。大塚さんの思い出は、かなり沢山ありますが食べ物の思い出がほとんどです。

僕が初めて仙台フィルにエキストラで呼んで頂いた時、大塚さんも一緒にエキストラで来ていたのですが、しょっちゅうエキストラで来ていた大塚さんの案内で牛タン屋さんに連れて行って頂き、2人で六人前、ご飯大盛2杯、テールスープ2杯を食べたのは今も忘れられません。その後、大塚さんはすぐに仙台フィルに入団し、今度はエキストラで呼んで頂くたびに自宅に泊めて頂くことに...牛タン、寿司...とにかく旨いものを沢山食べに連れて行って頂きました。勿論、量も沢山食べました。そして、夜は必ず近所の健康ランドでサウナ三昧で一汗かいて帰るというコース。

そんな豪快な食べっぷりの大塚さんが今や....細かいことはコンサートで必ずやトーク担当持田さんから話がでると思うので楽しみにしていて下さい。

体重は半分になりましたが、音は半分にならないんですよね。パワーアップしたぐらいかも知れません。僕も、久しぶりに一緒に吹けるのを楽しみにしてます。乞うご期待!

仙台フィルハーモニー管弦楽団トロンボーン奏者
菊池公佑(きくち・こうすけ)

仙台ジュニアオーケストラ(7)2007年09月07日 17時05分22秒

「こんにちは!仙台ジュニア・オーケストラ指揮者の松元です。このせんくらブログは昨年も参加させていただきましたので、ちょうど1年振りの登場ですね。お久し振りです!

さて今回は、先日ジュニア・オケが8月17~19日に新潟で行われた、ジュニアオーケストラ・フェスティバル2007に参加したときの様子を書かせていただきたいと思います。

ちょうどこのフェスティバルに参加した頃の日本列島は記録的な猛暑が続いた時期でしたが、そんな中、全国9ヶ所からジュニア・オケが集まり、フェスティバルが開幕いたしました。ホスト役を務めた新潟のジュニア・オケのみなさんの企画は本当によく練られたもので、どの企画も大いに盛り上がりましたね。でも、何と言ってもやはりオーケストラのフェスティバルですから、お互いの演奏を聴くメインコンサートが一番の盛り上がりをみせました。仙台ジュニア・オケはせんくらで演奏する「パリのアメリカ人」と「ニュルンベルクのマイスタージンガー」の2曲を、山下一史音楽監督と僕の指揮のもと演奏いたしました。いや~自分で言うのは恥ずかしいですが、とっても良い演奏だったと思いますよ~!みんなとっても素敵な音を出していました。

実はこの日、僕はいつもとちょっと違った形でも演奏に参加させてもらいました。と、言うのも普段は指揮台の上からでしかジュニアの団員と共演できないのですが、なんと!この日はチェレスタ奏者としても演奏に参加しましたので、ヴァイオリンの後ろの位置からジュニアの団員と一緒に音楽をすることができたんです。指揮者として指揮台の上からみんなと共演した後、次の曲ではオケの一番後ろでチェレスタ奏者として演奏に参加するなんて、はっきり言って美味しかったですね~一度の演奏会で二度美味しい(笑)こんな体験二度と出来ないでしょう!指揮者は音を出さない音楽家ですから、その指揮者が音を出してみんなと共演できた喜びは言葉にできません!そして演奏中は、あの素晴らしい新潟のコンサートホールに響き渡る仙台ジュニアの音に感動しつつ、子供たちの山下先生を見つめる真剣な眼差しやひとりひとりが一生懸命楽器を演奏する姿を見て、思わず目がうるうるしてしまいましたね。オケの一番後ろから見たあの光景は一生忘れないんだろうなぁ…ステージ上で大声でみんなに伝えたかったなぁ「みんな本当に素敵だったよ!」って。

いつか私たちの住む「楽都仙台」でも、素敵なホールで日本中のジュニア・オケが参加するフェスティバルが開催できるといいですね!

さてさて、仙台のお客様も仙台ジュニア・オケの演奏会に足を運んでいただき、「なるほど新潟でこんな素敵な演奏をしてきたんだ!」とか「仙台にはこんなに素晴らしいジュニア・オケがあるんだ!」と感じてみてください。多くのお客様に仙台ジュニア・オケのサウンドを聴いていただけることを心から願っております。それでは~!